遅くやってきたランナーのつぶやき


社長のひとり言
by aiclean_hitokoto
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がばい ばあちゃん

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佐賀の がばい ばあちゃんを見た。
そして泣いた。

だいぶ前の漫才ブームの時一世を風靡したB&Bの島田洋七原作。
父をなくして貧乏の最中、母の郷里で一人暮らしの祖母に預けられた彼と祖母との二人暮しの生活模様が描かれる。
祖母のユニークさが愉快だ。

私達昭和30年頃小学校に入った仲間達はあの映画の中身そのものだった。
彼のような境遇の子供は普通にいた。
先生も普通にいた。
線路を歩ったりしたこともある。
弁当を競って少年のところへ持ってきたところなどは是非現代の教育者に見ていただきたい。
廊下でバケツを持たされる場面などは体罰といわれかねないぎりぎりの映像だったろうか。
映画監督は気を使った場面だったろうと思う。
川や用水路でも日常的に遊んだり、魚取りの場所でもあった。
勿論取った魚は食べた。
うなぎなども取って蒲焼にしたものだ。(私の郷里は群馬県高崎市)
島田洋七の話を聞く限りばあちゃんの発した語録はもっとすごかったようだ。
映画的には少しセーブしたのかもしれない。
日本中の少年や教育関係者には見ていただきたい映画だった。

by aiclean_hitokoto | 2006-06-12 11:33 | 読書&映画,舞台など
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